高校に入りました。中学1年の頃同じクラスだったA男くんと同じクラスになりました。別に仲がいいとかいうわけではないです。率直に言うと、友達ができません。勉強が嫌になりました。そんな私は学校をさぼり始めました。(10月くらいの頃)そしてそのA男くんに「このままじゃ単位とれなくて、別の高校に編入することになるよ。」とふざけ半分で言われました。その言葉を目の当たりにした私は余計に学校に行きたくなくなりました。塞ぎ込んだ私は中学の頃仲の良かった友人の(高校は別の学校)B男とC男としばらく遊んで気を紛らわしていました。しかしある日、C男と喧嘩してしまいました。親にも相談したくありません。長期休暇が終わったらまた学校に行けと言われるのかと思うと嫌でしかたありません。こんな自分じゃ社会で生きて行けないんじゃないかと不安になります。もういっそムショ暮らしの方がいいのでしょうか?そしたら学校のことなんて考えずに済むと思うのですが、是非参考になるアドバイスを待っています。お願いします。





A. 大切にしたいあなたへのA男くんからの言葉。

こんにちは。亀山純史と申します。

‟率直に言うと、友達ができません。勉強が嫌になりました。そんな私は学校をさぼり始めました。(10月くらいの頃)そしてそのA男くんに「このままじゃ単位とれなくて、別の高校に編入することになるよ。」とふざけ半分で言われました。その言葉を目の当たりにした私は余計に学校に行きたくなくなりました。”とのことですが、A男くんこそ、あなたにとって、今必要な友達なのでは、と思いました。あなたへの言葉遣いはふざけ半分だったかもしれませんし、A男くんも、あまり深く考えないで発した言葉だったかもしれません。しかし、ここで大切なことは、明らかにA男くんの言葉はあなたの今の状態を心配する言葉である、ということです。

人は、その時には気づかなくても、後になってから、あの時、自分にかけられた言葉の意味が重くのしかかってくることはあるものです。私は普段は高校で教員をしていますので、年度中に進路変更をする生徒を何人も見てきました。私から見ても、やむを得ないと感じるケースもある一方、本当にこれでいいのだろうか、と思う時もあります。いずれの場合も、生徒本人が少なくともその時点で決めた進路ですから、教員であろうとも、他人である私がとやかく言う立場にはありません。ただ、進路変更に至るまでの間に、級友からのLINEやメール、あるいは直接の声掛けはあったものと思います。そのような友からの働きかけが、後々自分の進路変更を責めるもと(自己嫌悪のもと)にならなければ、と思うのです。(※勿論、友達の言うことには従うべきだ、ということではありません。しっかりと、友達からの言葉には耳を傾けほしい、ということです。)

今、私があなたからのご相談の内容のみから言えることは、友達が出来ない、と思っていても、実はすでに友達は出来ているのではありませんか、ということと、その人からのあなたへの言葉を大切にしていってほしい、ということです。(勉強が嫌いになりました、ということに対しては、なぜ嫌いになったのか、その理由がわからければ、私自身、うまくアドバイスをすることが出来ませんので、この点についての回答はご容赦ください。)