はじめまして。

高校生のときに3年間担任をしていた恩師が交通事故で亡くなり3年が経ちました。

それでもこの時期になるとどんな時でも自然と涙が流れ落ちてきます。

自分自身どうしたらいいのかわからず困っています。

命日の日は一日中涙が止まらず、お仕事を休み自宅で思い出に浸り空を眺め、今頃呆れて笑ってんのかなーと思いつつ過ごしています。

高校生の時の私は入学当初、心がとても荒れており
「あそこから飛び降りたら死ねるかなー」
といつも考えている子でした。

3年間担任もクラスも変わることなく、とても怖い担任や周りの先生…

そんな中友達関係も少しずつ変わり、先生方との付き合い方も変わり、自分自身も変わっていきました。

卒業後も頻繁に友人と学校へ行き、悩み相談などしていました。

「俺はお前がお前らしく生きてればいいんだよ」

「辛いときはお酒飲むなー」

と声をかけてくれたのを今でも思い出します。

シングルマザーになり日々の生活におわれ数年会えずにいたところ…

友人からの連絡。

「担任がなくなったって本当??」

朝の6時頃からラインが立て続けに…

「仲が良かったから知ってるかな?と思って…」

確かに仲は良かった。

今生きているのは担任のおかげ。

子育てと仕事頑張れてるのは担任のおかげ。

両親よりも誰よりも一番慕ってました。

ラインだけが沢山鳴り響き…

教え子たちは事実確認におわれパニック状態となり、翌日の新聞に詳細が掲載されました。

お通夜には悲しい同窓会となり…

大行列が途切れることはなく過呼吸をおこす現役の生徒までいました。

私にとっては怖い担任の先生から飲み友達となり良き相談相手でした。

心の支えでした。

「お前、小料理屋開けば?毎日通うよ」

そう言ってた先生。

子供が成人したらやりたいなって。

人間関係上手くできないけど沢山働いてればいつかできるかなって。

その日を目標に頑張ってたんだけどな。

「俺はお前がお前らしく生きてればいいんだよ」

って言ってくれたから沢山立ち止まりながら今を生きてます。

だけど命日近くになると涙が止まらなくなるのはなぜでしょう。

命日はこれでもかっ!

というくらい雲一つない晴天。

みんなに「俺のことなんかで泣くな!」と言っているんですかね。

この涙は後何年続くのかな…



A. 先生への涙は、「先生、わかったよ。」という証。

こんにちは。亀山純史と申します。

なおさんの先生は最後の最後まで、みんなにとっての先生だったんですね。先生の死が、単なる驚きで終わらずに、いつまでも悲しみを与えているということは、先生の死はみんなに「命とは何か」を教えてくれた、ということでしょう。どんなに口では命の尊さを言っても、正直それだけでは、私たちは命の尊さを実感することは稀でしょう。そのような私たちに、先生は身をもって命の尊さを教えてくださったのです。もちろん、そこまでして、私たちに教えてくれることはないのに、という思いも、私たちには生まれるかもしれません。しかし、私たちが先生の死を無駄なものにしないためには、先生が身をもって教えてくれた命の尊さを、先生からの最後の教えとして胸に刻んで生きて行くことだと思っています。そして、そうすれば、涙を流すことは、先生の意に反することでなくなるはずです。なおさんの先生への涙は、「先生、わかったよ。」という、先生からの最後の教えを本当に理解したという証になることでしょう。

以上が私からの回答です。いつまでも教え子たちに慕われているなおさんの恩師は、本当に素晴らしい先生だったんですね。私も普段は高校で教師をしていますが、なおさんの恩師のようになりたいものです。